埋め込む
インプラントの治療は、現在は当たり前のように行われている治療法になっていますが、実際に普及してきたのは20世紀後半になってからになります。その時代のインプラント治療では今のような手法ではなく埋め込むという手法が無かったことが考えられます。長く安定して身体に埋め込んでおくことが可能な素材が見つかっていなかったのですね。
ブリッジとの比較
問題点としては、最低限隣の歯が1本なければ絶対に不可能な治療だということが挙げられます。今回は入れ歯です。入れ歯には欠損が極めて大きい場合にも用いることができるという大きな長所があります(総入れ歯はご存じですよね)。また、隣の健康な歯を削る必要がないこともブリッジに対する優位性です。しかし、機能面をブリッジと比較しますとかなり劣ります。違和感が強く、噛む力もせいぜい天然歯の3割か4割程度まで落ちます。
ブローネマルク教授
インプラントの材料としてはコバルト、金、セラミックなどを用いられていましたが、どれも満足できるものではありませんでした。そのようなインプラント治療に革命が起こったのは、1952年にスウェーデンのブローネマルク教授がチタンと骨が結合することを発見し、インプラントにチタンを応用するようになったからなのです。
外科的な手術
インプラントには、1回法と呼ばれる術式と、2回法と呼ばれる術式が存在しています。1回法は、外科的な手術を1回で済ませる方法、2回法は、外科的な手術を2回行う方法です。
良い歯科医を選び
この治療期間インターネットでかなりインプラントについて調べました。いや、後から思うと簡単に決めすぎていたなーなどと思いました。「良い歯科医を選びましょう」とかって。もう遅いって。でも、普段からかかりつけの信頼している先生のおすすめだから、受け入れたわけですから、さほど間違った行動ではなかったのかもしれませんね。
『入れ歯』のメリット
『入れ歯』にもメリットがあります。特筆すべきは患者に殆ど負荷をかけずに治療できる点や、ブリッジでは対応できない多数の歯の欠損にも対応できる点などですね。
インプラントという新しい選択肢
失った歯を人工の歯、インプラントで再生して、実際にこのような経験をした方は数多くいらっしゃいます。これらの体験談からは、インプラントのメリットがよく判ると思います。これまで、歯を失った場合の選択肢として、まず入れ歯やブリッジが考えられてきましたが、今では、インプラントという新しい選択肢があることを、知っていただきたいと思います。
残っている歯
残っている歯にも無理な力が働かず、埋め込んだインプラントにも同様に無理な力が働かなくなり、互いに寿命を延ばすことが出来るのです。生命としての寿命をも延ばすことができるという歯の新しい進歩の一つとしてインプラントによる治療が最良の方法だと考えられる事でしょう。
天然歯に加わる衝撃
天然歯に加わる衝撃は、まず歯根膜が受け止めてから歯槽骨に伝わりますが、インプラント義歯の場合はダイレクトに歯槽骨に衝撃が伝わります。クッションの役割を果たしている歯根膜がないわけですからね。これはやはり過度な衝撃があった場合に、義歯や歯槽骨にかかる負担が大きくなることを意味しています。
過渡期
いまは色々な意味で過渡期ですので、歯科医の先生のご意見も様々に別れるところでしょうが、敢えて現段階の一般的な見解を導出するならば、「治療法として最も優れているのはインプラントだが、他の治療法もケースバイケースで適用するべきだ」というところに落ち着くのではないでしょうか。